大腸カメラとは
大腸カメラ(下部内視鏡検査)とは、先端に小型カメラが付いた細長いスコープを肛門から挿入し、
大腸全体(直腸・結腸・盲腸)と小腸の一部までを直接観察する検査です。
粘膜の状態をリアルアイムで確認しながら、大腸がん、潰瘍性大腸炎やクローン病などの病気を早期に発見し、治療につなげることができます。
大腸カメラ(下部内視鏡検査)とは、先端に小型カメラが付いた細長いスコープを肛門から挿入し、
大腸全体(直腸・結腸・盲腸)と小腸の一部までを直接観察する検査です。
粘膜の状態をリアルアイムで確認しながら、大腸がん、潰瘍性大腸炎やクローン病などの病気を早期に発見し、治療につなげることができます。
経験豊富な医師であれば非鎮静でも苦痛の少ない検査が可能です。
当院では、アレルギーや呼吸状態の重篤な合併症を起こさずに、安全に観察できる非鎮静での大腸カメラを推奨しています。
前日の18時以降は食事は控えてください。19時にマグコロール1本、21時にセンノシド2錠を内服してください。
飲水は当日も可能です、脱水にならないよう注意してください。
9時にご来院いただき、受付でマイナ保険証・医療証などをご提示ください。
血圧測定や新型コロナウイルスのPCR検査を行います。血圧やPCR検査が問題ないことを確認してから検査の準備を行います。
ニフレックを2時間かけて計2000m少しずつ内服します。排便が透明になったら検査を開始します。
途中は脱水にならないよう、経口補水液などを飲水してください。
肛門からスコープを挿入し、大腸と小腸の一部までを観察します。
必要に応じて消化管の組織を一部採取(生検)します。生検組織は顕微鏡の病理検査に提出されます。
検査後に医師が画像を確認しながら説明を行います。生検を行った場合は、後日結果をお伝えします。
個人差はありますが、鎮静剤を使用することで不快感を軽減できます。医師や看護師が丁寧にサポートいたします。
基本的には日帰りで行えますが、大きいポリープや出血リスクが高い場合は入院をおすすめする場合があります。
症状や家族歴、過去の検査結果によりますが、一般的には1~2年に1回の検査が望ましいとされています。
大腸カメラは大腸がんを早期発見できる重要な検査です。不安や疑問がある場合はお気軽にご相談ください。
症状がない場合でも、40歳を過ぎたら毎年1回の定期的な大腸カメラを受けることで、重大な病気を防げるかもしれません。